徒然なるままにヲタ暮らし

オタク趣味なあれこれとアラサーの日々の徒然を書き散らします。

『チェンソーマン』がおもしろい

 数年前から、とある漫画家に恋をしている。

 

 藤本タツキ先生。リスペクト、というよりは彼の作風に心を奪われた。

 ジャンプ+というネット上で漫画を掲載している集英社さんのサイトで『ファイアパンチ』という漫画を初めて読んだ時、とんでもない漫画家が現れたぞとひっくり返った思い出がある。ぶっとんでいて意味不明なんだけど、ものすごい熱量とパワーのある作品なので、プラスにしろマイナスにしろ心揺さぶられること間違いなし。一度読んでみても損はしないと思う。キャラの造形や絶望の描き方、世界観の作り方のセンスがあふれる作者で、ダークな作品がお好きな方は特におすすめ。

 最近自分が映画をたくさん見だして気が付いたのだが、この作者ものすごく映画見る人だよね…。作中に有名作品の名前が登場するし、演出も映画っぽいし、『ファウンド』っていうホラーでスプラッタな感じのマイナー映画の登場人物をオマージュしているのに気付いた。

 

 

 と前置きはさておき、 タイトルの『チェンソーマン』の話をしたい。

 こちらの作品はジャンプ本誌で連載中なのだが、掲載決まったときは動揺した。おそらくネット上でも似たような反応は多かったように思う。実際、連載が始まってからもなかなか物議をかもした上にかなーり異端な作品として(いい意味で)突っ走っている。

 

 主人公・デンジは人間を襲う「悪魔」と戦う「デビルハンター」として活動している。デンジは正義のため……というよりは個人的な夢のために悪魔と戦っているのだが、その夢というのが「胸を揉む」こと。当初貧乏どん底の生活をしていたデンジは、公安所属のデビルハンターになり人並みに扱われ、人並みの生活を送れるようになり、「もう百点の生活」なのに「なんか足りない気がする」。

 そこで彼はこう考える。

 とっくの昔に自分には無理だとあきらめていた「胸を揉む」ことこそ「俺の本気」であり「ゴール」なのだ!と。

 

いきなり女を抱くのは俺には難しい……でも胸なら……

胸なら強い意志と行動力があるなら揉めるんじゃ……(第一巻・第四話)

 

 

 着地点があほなのだが、そこに至るまでの思考回路(ハードルの設定)はわりかしまともなのが一周回っておかしいしかわいい。たしかに、胸なら強い意志と行動力があれば揉めそうな気がするけど。

 しかも、胸を揉むことがゴールだと人前で口に出すわりには、憧れのマドンナであるマキマさんの前では言わない(マキマさんに胸を揉ませてくれと頼めば嫌われるかもと一応考えられる)ところが中途半端にまともでかわいい。 

 女にモテたいが原動力の主人公はいても、デンジみたいに「胸を揉む」というピンポイントな目標がある主人公は珍しい気がする。しかもけっこうダークなストーリーにそれをぶっこんでくるとは、さすが藤本先生である。本当に最高。

 

 あと個人的にすごいと思ったのは、主人公の貧しさや周囲に理不尽なまでに虐げられているさまをさらりとリアルかつ暗くなりすぎずに描いているところである。

 物語開始当初、デンジは親の作った借金を返すために体のいたるところを売り払うのに加えてもぐりの(公安所属ではない)デビルハンターをやってお金を稼いでいた。彼はその日のパンを買うのにも困るようなド貧乏で借金先のおじさんたちからは「あいつのいいところは逆らわないところ」と犬のような扱いを受けても、自分の状況を受け入れ、変に恨んだりしていない。

 

 親の作った借金を返済するまじめさがあるが(返済しないと殺すぞと脅されているとはいえ)、そこから逃げるという選択ができないデンジ。卑怯さがないが、けっして賢くない性格がうかがい知れる。生きるためにしたたかな面もあるんだけど、それが若い男の子のしたたかさでかわいい。また、生きるということに対する貪欲さが、ある意味まっすぐな彼の性格を表している。だからこそ正統派な正義の主人公ではないが、応援したくなる主人公なのかもしれない。

 

  わかりやすくシンプルな世界観と、魅力的なキャラクター。予想のつかないストーリー。現在2巻まで発売、8月に3巻が発売したこの作品。人を選ぶタイプの作品ではあるが、はまる人には「ド」はまりするはず。私は「ド」つぼにはまったので、今後も逐一情報をチェックして追いかけていきたい。

 

 

 

8月 映画&ドラマレビュー

今月は映画7本!!

ドラマは『刑事ジョン・ルーサー』を見ています。救いがないときが多くて後味悪すぎなのですが、ストーリーはわかりやすく、アクションも織り交ぜていておもしろい。個人的お気に入りな登場人物は、美しきサイコパス・ヒロインっぽいけどヒロインなのかは微妙なアリスです。

 

★・・・・・見なくてよし。

★★・・・・微妙。

★★★・・・どストライク好みじゃないけどよかった。

★★★★・・面白かった!

★★★★★・神作品。

 

パラノーマル・アクティビティ(2007/アメリカ)★★★★

 有名なホラー初視聴!主人公たちが家で起こる不可解な出来事を自分たちで撮影しているというコンセプトなので、リアリティが半端ではない。初めはちょっとしたこと(机の上のものが勝手に落ちるとか)から始まり、3/4まではわりと少しずつ異常事態が加速していくという感じ→最後のどーん、がまるでジェットコースターみたいでよきホラーだった。

 

『ナイト・ミュージアム2』(2006/アメリカ)★★★

 面白かったけど、1よりもボケとつっこみがくどく感じた。

 

『日の名残』(1993/イギリス)★★★

 タイトルとか雰囲気とか、好きだった。イギリスにあこがれているので、古き良きイギリスを感じられて、眼福でした。

 人生にはタイミングを逃すともうどうしようもないことってたくさんあって、この映画では大きな不幸はないんだけど失ったものへの郷愁のような切ない雰囲気が漂っていた。大人になって思う、本当にタイミングって大切。タイミングが合わないと手に入らないもの、たくさんある。

 

『スリーピーホロウ』(1999/アメリカ)★★

 中世の童話モチーフなライトなスプラッタ。世界観・雰囲気は嫌いではなかった。 

 

千と千尋の神隠し(2001/日本)★★★★

 私が何か言うべきこともない、名作。ジブリは「天空の城ラピュタ」と「魔女の宅急便」が好きなんだけど、これはこれでいい(上から目線)。

 小さい頃は思わなかったんだけど、千尋のお父さんとお母さんが千尋に対してわりと冷たい(千尋が嫌がっているのにトンネルの先にいったり、怖がってくっつく千尋に「歩きにくい」みたいなこと言ったり)がとても気になってしまうのは、年を取った証拠だろうか。

 ハク・リン・釜爺の大人な優しさも、小さい頃は気づいていなかった。私にはまだ後輩はいないのだけれど、リンや釜爺みたいな先輩・上司になりたいなと思う。

 

『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』(2016/アメリカ)★★

 ファッショナブルで今どきなSNSをテーマにした映画。日本だとSNSを使っても少し違う感じになると思うので、アメリカンさも味わえる。主人公ヴィーの周囲の人たちがいい人ばかりで後味は良かったが、個人的にはもっとどんでん返しがあってもよかったかな、と思う。

 

めぐりあう時間たち(2002/アメリカ)★★

 嫌いじゃないけど、私の勉強不足であまり心に響かなかった。「だろウェイ夫人」や「ヴァージニア・ウルフ」に造詣の深い方なら、おもしろいし深く感銘を受けると思う。映像の美しさは文句なかった。

リップ使い切り・秋リップデビュー

 

 5月から毎日仕事で使っていたリップを使い切りました~。ちょうど季節が秋めいてきて、リップの色を変えたいと思っていた矢先。とてもうれしいです。

 

 ボンボン『スティックグロス01』Amazonで800円くらいで購入。

ボンボン スティックグロス1

ボンボン スティックグロス1

 

  令和になってすぐ、春の終わりから夏に使っていたのがこちら。オレンジ味の強いコーラルで、鮮やかな発色ときれいなつや感、1.000円以下というプチプラな点が良かった。ただ、繰り出し式で残量が分からないタイプだった点、たまに唇の皮がむける点、コップにつきやすい点が残念でした。

 つやとお色味が素敵で夏リップとしてはよかったけど、テクスチャーも好みではなかったし、総合的にみてリピートはしないかな。

 

 さて、この秋使い倒そうと思っているのが、超有名なこのリップ。

 

サナエクセル『グレイズバームリップGB03(アプリコットシナモン)』※¥1.728(税込)

 

 ユーチューバーのかじえりちゃんが大絶賛していたため、ずっと気になっていました。貧乏性のため1.500円超えのリップに躊躇しがちなのですが、思い切って買ってみて心底よかったと思えた一品。一度試し塗してみたのですが、塗りごこちがよき……感動でした。シックなコーラルで、同じコーラル系でもボンボンのスティックグロスとは全然違う色味です。あと、フツーにパッケージが高級感あって良い。四角だと転がらないのも良い。

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  ↑左がボンボン、右がエクセル。同じコーラルでも、印象が全然違う!!

 

 ボンボンは業種によっては使いづらいお色味(私の職場はあまり厳しくないのでがんがん使ってた)でしたが、こちらは業種を問わずビジネスの場でも使えると思います。きれいな発色で、まさにバーム!!保湿もしっかりされている印象のなので、秋冬にはとくにいいかもしれません。 

 

 9月からリップを秋色にして、次に変えたいのがファンデ。今はKATE『シークレットスキンメイカーゼロ(リキッド)』を使っているのですが、ちょうどなくなりかけ。これが終わったら冬に向けてマット肌にしていこうと計画中です。こちらのファンデは口コミはよかったけど、個人的には可もなく不可もなくっていう感じだったかな。私はリピートはしないです。

 

 以前、何かで(たぶん雑誌とか)ファッションは季節を先取りすることでトレンド感が出るという記事を読みました。例えば洋服だと、今の時期に秋っぽい色や柄、生地のアイテムを一つ投入する……みたいな。これは目からうろこだった。そして、メイクにも取り入れることができる技(?)だろ思います。特に私みたいな制服のある職場だと、なかなか季節感を出すのは難しい。よってリップで秋を先取りするわけでございます。もちろん、季節にとらわれることなく、好きな色、好きなメイクをするのも素敵ですけどね~。

 

RMK メイクレッスンに参加してきた。

8/24(土)、地元のRMKのカウンターでメイクレッスンに参加してきた。

RMKの専属メイクアップアーティストさんにコスメの説明をしつつフルメイクしていただけるという素敵イベントである。

日焼け止めのみのひどいノーメイク姿でカウンターに到着すると、まずはRMKの美容部員さんが日焼け止めを落とし、スキンケアをしてくれた。その後、メイクさんの登場である。今回はベースメイク(艶肌希望)+トレンドメイクを教えていただけるようお願いした。

 

まず、ベースメイク。素肌感のある艶肌、RMKの得意とする“たまご肌”の作りのレシピは以下の通り。

・化粧水兼乳液の保湿液をしっかりと入れ込む。

・下地で凹凸をなくしつつ、明るい肌にする。

・肌色に合わせたファンデーションをブラシでつける。

(指でつけると艶が失われてしまうため△。スポンジもファンデーションを吸いすぎてしまうため△。結果、ブラシ推奨。メイクさんは一度手の甲に出したファンデーションをブラシでふわっふわっとした感じでつけていた。)

・目回りはファンデーションではなく明るめのコンシーラーのみで仕上げる。

・明るめのコンシーラーでほほの三角ゾーンを明るくする。ニキビ跡にもコンシーラー。

パウダーはファンデーションをつけてすぐではなく、きちんと肌になじんでから崩れやすい部分のみつける。(鼻周りとか。)

 

お次はポイントメイク。今季トレンドは、「くすみカラー」。

・アイシャドウはグレー。マスカラにネイビー。アイラインなしで抜け感をだす。

(アイシャドウをくすみカラーにしているため、カラーマスカラで抜け感を出す。アイシャドウのカラーによってはボルドーでもいいかもとのこと。)

・リップはブラウン味のあるローズカラー。スフレっぽいテクスチャーで、ラメなし・マットな感じで大人っぽく秋冬にぴったり。艶肌にマットなリップのバランスが最高。

・チークはコーラル系をわかるかわからないかくらいにうすーく入れた。プラスしてピンクっぽいハイライトをチークの部分+Cゾーンに。ゴールドパールで肌なじみが良い。ベースメイクの際にもクリームハイライトを仕込んでいた。アイメイクとリップが割とはっきりしているので、チークは引き算しているのだと思う。

 

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今回使用したコスメはこちら。店員さんがメモしてくれました。

 

 

そして、今回目からうろこだったこと

・今までは「化粧水」+「乳液兼下地」でファンデーション前のベースづくりをしていたが、今後は「RMK保湿液」+「下地」に変更したいと思った。その方が肌がきれいに見える下地を使える。買いだめしている分をがんばって使い切り、保湿液に切り替えたい…。

・現在は韓国・中国メイクっぽい白肌を作ってからシェーディングというメイクが流行しているが、肌に合ったファンデーション(少し暗め)で健康的な肌を作ってから、ハイライト・コンシーラーで明るい部分を作って顔の凹凸を作る方が抜け感があり素肌っぽい艶肌になれるとのこと。なりたいイメージに合わせて使い分けるといいと思ったが、後者の方がナチュラルにきれいな人を演出できると思った。シェーディングなしでも十分顔に凹凸ができていた。すごい。

YouTubeの影響でカラー下地やピンク系のファンデーションにあこがれていたのでこれらを使いたいと相談してみたが、おすすめされなかった。白くなりすぎるとのことなので、素肌間・抜け感が失われるのだろう。なりたいイメージに合わせるの大事。

・今回あらかじめ無料と知らされていたのだが、いくらなんでも申し訳ないのとせっかくだからデパコスデビューしてみようと思い、ファンデーション購入予定でメイクしてもらった。そこで何より驚いたのが、お金を払う意思が固まっていたためメイクさんの誉め言葉を堂々と受け取れること。普段はメイクコーナーで話しかけられるだけでびびって万引犯のごとく挙動不審になり撤退するのだが、お金を払うということが謎の自信となりちやほやされるのがめちゃくちゃ気持ちよかったし、きちんと会話で来た。なんだかんだで、お金の力って大事

 

個人的にはポイントメイク用のコスメは使い切れなくても後悔が少ないようプチプラ派なので、いいものを使いたいファンデーション(RMK リクイドファンデーション102/30ml¥4860)とブラシのみ購入。ブラシは汚くなったら中性洗剤もしくはシャンプーで洗うと3年くらいは持つとのこと。人生初のデパコスである、大切に使いたい。

 

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7月 映画&ドラマレビュー

今月は11本!!

 

★・・・・・見なくてよし。

★★・・・・微妙。

★★★・・・どストライク好みじゃないけどよかった。

★★★★・・面白かった!

★★★★★・神作品。

 

『 劇場版 Free!-Road to the World-夢-』(2019/日本)★★★★★

 7月初旬、映画館で見てきた。この時はまさかあんな事件が起きるとは思わなくて、本当にるんるんで、夢をいっぱいもらって帰った。生きる糧。私の個人的な方針ではありますが、一人のファンとしてできることは(募金とか支援も素晴らしいことだけど)まずはたくさん映画を見に行ったり商品を買うことだと思うので、ご冥福をお祈りするとともに今後も頑張って働いて課金します。

 

 映画の感想としては、アニメ3期の総集編みたいなイメージ。各イケメン好青年たちの間でフラグの乱立合戦。彼らはなぜ男同士で水族館に行くのか。お花いっぱいの場所で語り合うのか。別れ際に手をばいばいするのか。BLも嗜むけど腐女子になれない私には困惑と幸福が混じりあって大変だった。

 あと、今回のおみやげ。毎回映画は映画館で見ていたのだけれど、初めて押しを引き当てた私は7月の運を使い切ったと思った。まこちゃんは正義。いっしょに大学通いたい人生だった……。

 

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『キャリー』(2013/アメリカ)★★

 キング原作&人気があるようなので楽しみに見てみたが、いまいちだった。表現にチープさが目立ったのと、主人公の苦しみがいまいちこちらに迫ってこなかったので、いまいち感情移入しにくかった。一番有名な豚の血がぶちまけられるシーンはなぜ3回も角度を変えて映したのか謎……。名場面シーンみたいになってしまっていた。あと、トミーがあっさり死にすぎて逆に困惑した。

 キャリーの超能力によるものを操るシーンは、とってもかっこよかった。出演者のインタビュー(レンタルDVDに特典でついていた)で俳優さんが「キャリーはまるで指揮者のように物を操る」と言っていたが、手の動きで物体を操るさまは、まさしくオーケストラの指揮者のようだった。

 

『ロスト・バケーション』(2016/アメリカ)★★★

 鮫映画の金字塔(?)のジョーズすら見たことないので、記念すべき『初!!』鮫映画だった。登場人物はとても少なく舞台も狭い。おまけにストーリーも単純明確。それでも飽きることなく楽しめた。

 人がほとんど来ない名前もし習いビーチにひとりでサーフィンに来た主人公。サーフィン中に突然現れた鮫に襲われけがをしながらも、何とか岩場にたどり着く。満潮には海に沈んでしまう岩場の上で、鮫から生き延びるためになんとかもがく主人公。鮫の姿はほとんど見えないのだが、恐怖と緊迫感であっという間に見終わった。

 主人公がけがをしまくるので痛くて直視しづらいところがあったのと、一番最初に鮫に襲われた際に鮫に食い殺されて浮かんでいたくじらの死体の上に逃げる場面がグロかったのが個人的にはマイナスだった。

 

インシディアス(2010/アメリカ)★★★

インシディアス 第2章』(2014/アメリカ)★★★

 怖かった……。主人公が移り住んだ家にはどうやら悪霊が取り付いており、息子は悪霊のせいで眠りから覚めなくなってしまった。家じゅうで不審なことが起きるため家を引っ越すが、時すでに遅し。悪霊たちは主人公一家に取り付いてしまっていて……。というストーリー。

 1と2を一気に見てたが、これはセットで見てこそ意味がある映画である。1だけだと微妙なのだが、2を見ることで納得できるし「あそこはそういうことだったのか!」とすっきりした。怒涛の伏線回収が気持ちよかった。

 2の最後に主人公の夫の体に悪霊が入ってしまい主人公が全力で抵抗するシーンがあるのだけれど、夫の体なのに遠慮なく攻撃するし、子どもも鉄の棒でお父さんぶん殴る。悪霊が入っているとはいえ家族の体だろ~お父さんが元に戻ったときに後遺症に苦しむことになるぞ~って心配になった。

 

シンクロナイズドモンスターズ』 (2016/カナダ)★

 アン・ハサウェイが主演なので見たが、ストーリーとおちがきちんと成り立っていないのでアン・ハサウェイのファン以外は見る価値がない。

 主人公グロリアは無職な上にお酒に依存しすぎて彼氏に振られ、ニューヨークから田舎へと里帰りする。同級生オスカーと再会し彼のバーで働く中、世間では韓国・ソウルでは「怪獣」が出現するというニュースが人々を騒がせていた。そんな中、グロリアはふとしたきっかけで自分がとある公園を規定の時間に訪れることで件の「怪獣」が現れることに気が付く……というストーリー。

 SFかと思いきや怪獣映画になり、しかもラストはオスカーのサイコパスっぷりにめちゃビビるというよくわからないストーリー。主人公と一夜を共にするジョエルという男性もいまいち何がしたいのかどういった人間なのかわからないし、元彼も自分から振ったくせになんやかんやで主人公にからんでくるし(暴言吐くし)なんやねーん!

 ただし、アン・ハサウェイはまじでキュートできゅんきゅんした。

 

『スケア キャンペーン』(2016/オーストラリア)★★★★

 個人的には好きだった!B級映画のノリではあるが、スピード感とどんでん返しの嵐で夢中で見てしまった。あと、ふつーに怖かった。ホラーかと思いきやどちらかというとスプラッタ。かなり血が出るので、えぐいのが苦手な方はやめておいた方がよいと思う。

 ストーリーは詳しく書くとネタバレになるので割愛。主人公エマが比較的善人なので心から応援できたが、敵と戦うのに小さいアイスピックを選ぶのはどうかと思った。それじゃあ絶対負けると思う……。伏線にはきちんと気が付いていたのだが、オチは予想できていなかったので最後になるほろ~と思った。

 

『ブルックリンの恋人たち』(2014/アメリカ)★★★

 カジュアルで健康的なアン・ハサウェイの魅力を堪能。アン・ハサウェイが扮する主人公フラニーが弟が事故で昏睡状態になったことをきっかけに、弟がファンであるミュージシャン・ジェームズと交流するようになる。ミュージシャンとの期間限定の恋を描いた映画。

 正直、オチも弱くてストーリーは盛り上がりに欠けたが、雰囲気とアン・ハサウェイのかわいさを楽しめたのでまぁよかった。個人的には長めの髪の毛が好きなんだけど、ベリーショートのカジュアルファッションも素敵だった。相手役のミュージシャンもイケメンで個人的には好きなキャラクターだったけど、アン・ハサウェイにオーラで負けていたのが少し残念だった。

 (ネタバレ)最後ジェームズはブルックリンから去ることとなる。フラニーはブルックリンでの最後のライブの会場に入れなかったのだが、ライブの映像で彼が自分たちに向けた歌を披露しているのを見る。歌をかみしめたフラニーはジェームズに会うことなく「ありがとう」と書いたメモを残してライブ会場を立ち去る。別れることが決定づけられているからこそ最後に「会わない」という選択が、大人の恋の終着点という感じで余韻が残って個人的にはとても好きだった。

 

『ナイト・ミュージアム(2006/アメリカ)★★★

 高校生の時に見た以来で、とても懐かしかった。学生のデートや子どもと夏休みに見るのにちょうどよい映画。「ホームアローン」とか「スパイ・キッズ」みたいなテイストのコメディは昔から好きので、このあたりがお好みの方は見てみるとよいかも。

 古きよきアメリカンなコメディ・サクセス(最後にはすべてうまくいくって意味で)ストーリー。博物館の置物たちが夜になったら動くとか、みんな一度は想像したことがあるのでは? そんな楽しい空想を映画にしているのでめっちゃ楽しい。私は普段暗いか人が死ぬ映画ばかり見ているので、明るい気分になって陰キャが緩和できたはず。

 

『情痴 アヴァンチュール(2005/フランス・ベルギー合作)★★★

  主人公ジュリアンは恋人と新居に越してきた。そこで、不可解な行動をする女性ガブリエルと出会う。彼女は向かいに住む一児の母であり、夢遊病だった。

 不思議な雰囲気の女性に惹かれる主人公と、謎に包まれ不思議な魅力を持つ女性の若干ドロドロ恋愛劇。以前フランスの小説読んだ時も思ったけど、フランスって不思議な吸引力を持つ美女に男が翻弄され置いて行かれるスタイルが好きですね。女性は夢のようにいい女なんだけど中身は現実的で男性との関係も場合によっては清算できる。女性に夢を見ているのはいつだって男性側なのだ。

 

ありがとう、セカオワ 『TOUR The Colors 』2019.7.10(水)徳島

 7月10日水曜日。「SEKAI NO OWARI」徳島でのライブに参戦してきた。

 セカオワのライブには初参戦だったのだが、行ってよかったと心の底から思える素晴らしい時間だった。ありがとうございます、セカオワの皆様……。

 以前、Saoriちゃんの小説「ふたご」でFukaseくんがモデルであると思われる月島という登場人物の声を「神様からのギフト」と表現していたと思うが(うろ覚えなので間違っていたらすみません)、その通りだった。CDやテレビで聞くよりも、もっと透き通ってきらきらしていて、まるで落ちてきた流れ星に激突するくらいの衝撃で私の心に突き刺さった。ぶっちゃけ英語の歌詞はきちんと意味を理解できていないところもあったのだが(勉強しろ)、そんなこと関係ないと思るくらい「本物」に圧倒された。まさに男性版人魚。歌詞がわからなくても、ふらふらとさまよって海に引きずりこまれる男たちの気持ちがわかりすぎるほどわかった。

 Fukaseくんは歌っているときぐっと目を見開くのがくせなのか、黒目がぎゅっと小さくなるのも、どこを見ているのかわからない視線も、とても魅力的だった。Saoriちゃんは私より年上とは思えないかわいさで素敵なドレスが似合っていたし、Nakajinくんはおしゃれでかっこよく、LOVEはキュートで面白かった。ところで、曲の途中でSaoriちゃんが弾いているピアノにFukaseくんがもたれかかって視線を交差させるの、めちゃくちゃどきどきした!多分今までのライブでもやっているんだろうし、いままで練習やレコーディングでも数えきれないくらいふたりはそうしてきたのかなって勝手に妄想が爆発してしまった。

 

 演出から歌まですべてが素晴らしかったのだが、個人的には特にお気に入りの「MAGIC」が歌われて飛び上がるほどうれしかった。キラキラした素敵な恋の歌かと思いきや、ふとした歌詞が絶望的で、要所要所で苦しくなるような悲しみを落とし込んでいる。優しくて心地よい曲とのバランスが素晴らしく、聞いていると悲しいのか楽しいのか幸せなのか不幸なのかわからなくなってくる不思議な歌だ。とりあえず、生で「私、貴方みたいな太陽みたいにキラキラした人を吐き気がするわ」を聞けたんだぜ…。我が人生に悔いなし。感無量。

 

 最後に驚きつつかっこいい!と思ったのが、アンコールで観客全員で「スターライトパレード」のサビを合唱すること。別のバンドのライブの時はバンド名をみんなで合唱していたので、「こんなアンコールのやり方もあるんだ……」とびっくりしつつ考えた人は天才だと思った。本当に「もう一度連れて行ってあの世界へ」だよ…。

 

 私のこの夏一番の楽しみが早くも終わってしまったのだが、次はOLDCIDEXのライブが11月末に控えているので、その時までなんとか生き延びようと思います。

6月 映画レビュー

★・・・・・見なくてよし。

★★・・・・微妙。

★★★・・・どストライク好みじゃないけどよかった。

★★★★・・もう一回見たい。面白かった!

★★★★★・神作品。

 

美女と野獣(2017/アメリカ)★★★

 エンターテイメントとしては良かったが、好みではない。ドレスと主人公ベルが美しかった。

 個人的に気になったのが、黒人の登場人物が多かったこと。私が人種差別を受けたことないからこんなことが言えてしまうのかもしれないが、わざわざ黒人の登場人物を(不自然に)配置する必要はなかったような気がしなくもない。ただ、途中に男性三人が女性服に強制的に着替えさせられた際、一人だけ嬉しそうにしていたことや、「外見にとらわれない」がテーマであることらへんから、多様性を表現するために黒人の俳優さんを配置したのかもそれなら黄色人種も出してもよいのでは)。

 あと、これはTwitterかどなたかのブログで「外見が野獣でも、図書館プレゼントしてくれる人には惚れてまうやろ~」みたいなことを書いてあってなるほどと思った。たしかに、自分が好きなもの(読書・本)を否定され続けていてみんなから変人扱いされていていた娘がぽんと自由にできる好きなものいっぱいの空間をプレゼントされたら、好きになるな。陰に生きてきたオタクとしてはわかりみが強すぎる。つまり、男性は見た目じゃなくて財力ということ・・・?ディズニー、深い。

 先日見た、フランスバージョンの美女と野獣とは構成や解釈がけっこーちがってて、比較してみるのも面白かった。一番びっくりしたのは、こっちのアメリカバージョンは一番初めになぜ野獣は野獣になったのかをさらっと描いていたこと。ここで野獣の視点を入れてくるのかと斬新だった。詳しくないので断定ができないが、原作の童話やディズニーアニメとも異なる構成なのではないだろうか。ちなみに偉そうに言っといて、アニメは見たことない。機会があれば見てみたい。

 

『フェリスはある朝突然に』(1986/アメリカ)★★

 設定や導入などは悪くはなかったけど、個人的に合わないノリだった。 完全にコメディ部分があうかあわないかの問題なので、人を選ぶ映画だった。

 主人公がこちら(視聴者)に語り掛けてきたり、好き勝手やったり(主人公は要領が良く、頭がいいため、周りを振り回しつつも好き勝手できるのだ)が合うのならば楽しく見ることができるだろう。ホームアローンみたいなノリを感じたが、ホームアローンは敵を撃退するという目的と主人公が子どもなので目につかなかったことが、こちらでは少し鼻についてしまったような気がする。特に主人公の友人に対する暴虐不尽とも見える振る舞いが個人的に気になってしまって楽しめなかったかも。

 

『フォーエバー・フレンズ』(1988・アメリカ)★★★

 生まれ者性格も家庭環境も全く異なる少女二人の出会いから生涯の友として交流していく様を描いた作品。

 これといった意外性があるわけでもなくベタな展開なんだけど、それなりに楽しめた。出会いのシーンがさりげなくてありそうでなさそうで、一番好き。友情ものや青春物が好きな方や女子会におすすめ。